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クリスティーナの世界って絵が好きなんだけど。
中学生の頃、何の説明もなく見たから、
細かい事情とかはわからない。
ただ、やたらリアルな草原に女の人が座ってて、
置いていかれたのか、突然ここに来て呆然としたのか、
なんか分かんないけど、向こうを向いてる。
痩せて、髪には白髪も見える人だ。
なんだか分からないが、すごい絵だなって思った。
本で見ただけで、作者の名前も覚えてなかったが、
大人になって調べたら、すごい有名な絵で、
モデルの人は足が不自由なおばあさんだった。
寂しい雰囲気なのに、
何故かすごい魅力的な絵なのだ。
難しいことはわからない。
この絵を描いた画家の人はアンドリューワイエスさん。
ずーっと地元に住んで、近所の人とかを絵に描いてたそうだ。